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アーティファクト(古の遺物)
プセマから皇子に託された謎の物体。かつて太陽神が七煌を排出した、ヴォモス湖の神殿に遺されていたアイテムだと言い、唐突に皇子に手渡してきた。
受け取った皇子は謎の衝撃を受けて失神してしまい、プセマも説明せずに忽然と消えてしまったため、ソフィア達は改めてプセマの信頼性を真剣に考え始めるが、皇子は根拠を多くは語らずも、捨てずにこれを所持し続けた。
衝撃を受けたのは最初に手渡された一回だけで、それ以降は安定している。金属質で触ると相応に低温だが、皇子だけが仄かな熱を感じている。
外観はモンスター配合の必須アイテムであるサンライトリングと同じ見た目をしている。正体が同一または同系統のアイテムなのか、単にグラフィックの使い回しなのかは不明。
その配合担当のミルに対し、アーティファクトの素性を知らないか尋ねるシーンもあるが、「よくわからないがあまり力になれないと思う」とやや曖昧に回答している。
悪魔
月の女神アリステラが生み出した配下。
アニマ
災禍とともに現れる不気味な姿をした存在。
まるで悪夢の中から抜け出てきたような不気味な姿をしている。
負の感情に影響を強く受けているため攻撃的で、人を喰らって強大化していく個体もいる。
アルジェントタワー
ペイシェにそびえ立つ巨塔。かなりの高層建築物らしく、比喩か事実か「月へ至る階段」の別名を持つ。
二柱神戦争では月の女神が本拠地に使い、最大最後の決戦場にもなったとされる。
その関係かこの地域には強力な魔物が多く生息しており、塔内部はおろか付近一帯がペイシェ軍により進入規制されている。
当然観光地としては全く機能しておらず、調査もされていないのか塔の歴史はあまり知られていない。
アンノウン
グループの一つ。エダフォスの七国のいずれにも属さないキャラクターが便宜的にこのグループに収まる。
要は異世界からやってきたコラボキャラに特定の国を割り当てるのを防ぐ名目の新区分なのだが、シナリオ的に特別な出自を持つキャラクターが配されることもある。
コラボの性質上、他グループと違ってキャラクターデザインの傾向に統一性は無い。
属性で言えば無属性のような立ち位置だが、あくまで国グループの一種として扱われる。
アンノウンを対象としたリーダースキル等がある他、マスターランクも適用され、育成も専用のアイテムが用意されている。
移動城
ミルがマカロンのために色々と寄せ集めて作り上げた城。現在は主人公一行の移動拠点となっている。浮遊して移動しており、移動速度は馬車よりも速い。
たくさんの居室の他、雨水等の貯水・濾過設備があるため風呂やキッチンなども完備されている。どこから拾ってきたのか素材からモンスターを配合するヤバい設備もある。
分解と再構築を自在に行うことが可能で、かつては町の近くなどではバラバラにすることで人目を避けていた。
ただし分解すると積み荷や乗組員が投げ出されてしまうため、主人公らが搭乗するようになってからは郊外などに停泊させている。
ゲームシステム上は「ミルハウス」と呼称される。
ヴォモス湖
ジェネラスに存在する湖。湖の中心には太陽神を祀る神殿があり、太陽神が健在な時代では実際に彼らが利用していた。
ジェネラスにしては積雪が少ない地域だが、湖の水温は非常に低い。
エイガ忍衆
テーセツのトップ「ショーグン」の直属部隊。判明しているメンバーはサユカリンネ
極めて高い諜報力を誇り、監視対象になったものは入浴などのプライベートまで含めてほぼ全て筒抜けになる。当然護衛としての能力も高い。
立場の割にそれなりに裁量を与えられているようで、私情を述べるなど踏み込んだ言動を取ることも多い。

ネタバレ(リーニャ編)

詠唱
一部の魔法スキルに設定されている発動形式。該当スキルは指定した範囲にスキルの発動予約を設置し、使用者のターンが規定回数回ってくると実際にスキルが発動される。本質的に言えば設置技。
発動のタイミングで対象が効果範囲にいなかったり、発動以前に使用者が撃破された場合は不発になる。なおTPや使用可能回数の消費は予約時に行われ、不発の場合でも返ってこない。時間差発動時はそのまま通常の行動が追加で取れる。
予約されているマスは使用者の敵味方を示す太陽/月マークと、発動までの残りターンが表示される。具体的にどのキャラが予約しているかまでは判別できない。また特殊効果マスとは共存可能で、それらの塗り替えは発生しない。
範囲指定が独特の仕様になっており、発動予約時は誰もいないマスも起点に選ぶことができる。またターゲット一覧には射程圏内の相手が敵味方関係無く全キャラ載るが、実際に効果を受けるのは攻撃スキルなら敵など、適切な陣営のみである。
不発リスクが加わる性質上、効果や範囲は強力に設定される傾向がある。また、ユニオンスキル効果などで詠唱を短縮して通常スキルのように使えるケースもある。
エイツ
プレイヤーキャラである皇子のデフォルトネーム。第八皇子という彼の身分に由来していると思われる。
また本作は「ドラゴンクエスト」シリーズへの意識が多分に見られるため、あちらのデフォ名法則(ナンバリング作品はその数字の英語読みの採用が多い)にもあやかっているかも知れない。
しかしこのエイツという名前は、DMM/FANZA版の名前入力ではアカウント名が代わりに初期入力されているため登場しない。ストアアプリ版でゲームを開始することが主な出現条件。
ゲーム外においても特別動画などでチラッと映る程度の露出のため、DMM/FANZAから入ったユーザーにはあまり知られていない。
ランキング等で”エイツ”を複数人見かけて違和感を覚えたり、逆にそれを指摘する声こそおかしく感じた人もいるかもしれないが、この周知の差が主な要因になっている。
エダフォス大陸
本作の舞台となる島。何もなかった虚空の中に太陽神が生み出して浮かべた巨大大陸。月や星々を除けばこの島が事実上世界のすべてとなっている。
エルシャダイ
家庭用ゲーム機を中心に展開しているアクションゲーム。何とも言えない味のキャラデザと掛け合いで展開していくトレーラームービーがネットミーム化し、発売前から話題沸騰となった事例を持つ。
2022/10/12のハーフアニバーサリー記念生放送にて、天啓パラドクスとの初のコラボ作品として発表された。この時点でソフィアとハンペンが最も有名な応酬の改変「そんなコラボで大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」をフルボイスで行っている(なお原作では「大丈夫じゃなかった」というオチが付く台詞である)。
経緯に関する大まかな説明もあり、最大のきっかけは天啓パラドクスにモンスターデザインで参画している竹安佐和記氏(エルシャダイのディレクター/キャラクターデザイナー)による繋がりであるところがうかがえた。
エルシャダイは完全な一般作品だが、FANZAゲームが一般版の名義を通して一般作品とコラボするケースは近年では珍しくない。女性キャラの気配がほぼ無い*1作品が選定されることは流石に珍しいが。
果たしてどんな内容になるかと期待と不安の声が上がり続けたが、初の非女性キャラとして実装になったイーノックとルシフェルは配布枠、ガチャ・有償枠は普段どおり天啓パラドクス側の女性キャラ、
シナリオは定番のセリフをどこかで回収する程度で悪ふざけは無しと、FANZAゲームやコラボのあり方としては手堅い構成で展開された。
援軍マス
ステージギミックの一つ。旗のアイコンが表示されているマスで、このマスで行動終了すると規定の位置に味方NPCが出現する。
援軍は付随するシナリオに応じた固定のメンバーで、操作はCPUが行う。プレイアブルキャラとは別扱いの固有パラメータを持ち、該当キャラを編成に入れている場合でも登場する。
オート時は無視されてしまうが、このマスに味方キャラが乗ってさえいればいいので、戦闘の流れで偶然作動することはある。
遠征周回
かつて存在していた機能。指定したクエストをプレイの裏側で自動周回させる。
自動周回と違って実際には戦わず、この状態で一定時間放置するごとに1周クリアしたことになる。
そのため育成途中の弱い編成でも負けるリスクがなく、また他のことをしたりゲームを閉じてしまっても周回が可能。
所要時間は消費スタミナと、推奨戦力に対する編成戦力の優劣に依存した。
ハーフアニバーサリー頃の時期に大規模な改修が行われている。
・消費スタミナが前払い制(途中で打ち切ったら払い戻し)から、遠征専用のスタミナゲージにドリンクを注いで使う形式になった。
 専用スタミナは当時の最大である999を大きく上回っていたため、周回可能数が大幅に増した。
・「戦略遠征周回」というもう一つの遠征モードが追加され、こちらはまず1回普通に戦って、その戦闘のクリアにかかった手数に応じて1周の所要時間が変動した。
 普通の周回は1周3分などかかるが、戦略遠征でなら1周30秒以下で回ることも可能だった。
周回の要と言える存在だったが、1周年アップデートでスキップチケットが廃止されたため、存在意義を失い同時に廃止された。

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回避
バフの一種。自分に対する物理・体技攻撃を指定の回避率でミスにする。
実装時点で付与できるものは回避率100%指定のため絶対に避ける。例え行動不能にされても構わず避けるが、追撃系のスキルは例外として物理体技でも当たる。
複数の攻撃タイプを使い分けられるキャラはかなり限られるので、単純に捉えれば半数のキャラを無力化でき非常に強力。
システム上の注意点として、攻撃時の与ダメージ予測は回避率を考慮してくれず命中する前提で予測される。付与される可能性がある相手との戦闘時はよく確認する必要がある。
CPUも回避を考慮できないのは同様で、普段の判断基準と噛み合ってしまったときはまんまと無意味な攻撃を放ってしまう。オート時は注意が必要だが、逆用して囮に使うことも可能。
体技の特徴であり短所である「波動と違い外れることがある」という性質が実際に影響する状況は、初期実装の暗闇を除けば回避が初となった。
同時に実装されたエルシャダイソフィアは戦闘開始時点で回避付与+必殺技で延長可能という、波動魔法で攻めない限り無視させない構成でその効力を印象付けた。
実際味方としては非常に優れているが、当然アリーナの対戦相手としても対策必須レベルの難敵で、それこそ相手変更で回避したくなってくる。
覚醒結晶
各キャラクターの覚醒に必要なアイテム。
同一キャラクターを重複入手する、いわゆる被りで1つの覚醒結晶に変換される他、複数の入手手段がある。
最もわかりやすい取り方は他のソシャゲでもありがちなガチャでダブらせるケースだが、本作においては他にも恒常的な入手経路が用意されているので、覚醒目的でガチャを回すことは基本的に無い。
また他の特徴として、そのキャラクターの入手経路によって覚醒に必要な結晶数は異なる。
ガチャやショップ出身のキャラは1つの結晶で1回覚醒できるが、クエストドロップやモンスター配合など、無課金で入手できるキャラは1回ごとに要求個数が増え、累計で75個の結晶を必要とする。
覚醒可能なキャラがいる場合、メニューの「キャラ強化」「モンスター育成」の項目にバッジが付くので、クエストドロップ結晶の収拾進捗がわからなくなったら一旦メニューを開くと良い。
風の防陣
クォンツィの国境近辺から首都フォウジンまで伸びている長大な防御壁。数百年前にピオネロの騎兵を警戒して建造された。
実際にピオネロ相手に活用されることはなかったが、その後の七国戦争においてジャハラ相手に高い防衛効果を発揮したとされている。
ゲーム上ではミルハウスのサルベージエリアの一つとしても登場する他、クォンツィのクエストではこの壁の上で戦うことがある。
モデルは完全に中国の万里の長城。外観はもちろん、遊牧民族の侵攻に備えて作られたという成り立ちまで一致している。
カバープレイ
汎用補助スキルの一種。自身の被ダメージを40%カットし、かつ隣接する仲間への攻撃を代わりに受ける「みがわり」状態になる。
適切なキャラでカバープレイすれば耐久がかなり楽になるので、ディフェンダーが提供する防御手段の中では突出して優秀。
弱点は行動不能系の状態異常で、行動不能になるとみがわり効果が無くなる他、どの道1ターンで効果が切れるので次ターンが行動不能だと効果が維持できない。
これを見越した技編成の敵もいるので、異常耐性に特化させた防具は用意しておきたい。
なお、隣接している全キャラに対する攻撃を引き受けるので、範囲攻撃に巻き込まれるとその人数分のダメージを一気に受けてしまう。配置には気をつけよう。
非常に有用な反面、敵が使ってきた場合は撃破順を乱されて厄介。アリーナではカバープレイ所持者が警戒対象の一つに挙がってくる。
逆境
強化効果の一つ。現在HPが減少しているほど自身のスキルのダメージや回復量が上がる。
適度にHPを残すという難しい計画性を要するが、HPを1など特定の値で食い止める強化効果「不死」が同時に登場しており、組み合わせると安全に最大の補正を発揮できるようになっている。
「炎属性逆境(小)」のように、特定の属性スキルに効果が限定されたものや、補正量が調整された派生種も存在する。
キャンディ
交換アイテムの一種。主にクエスト報酬や宝箱から手に入り、一定個数集めると「キャンディ交換所」でマカロンが報酬をくれる。
モノに対してかなり豪華な報酬が設定されているが、交換所のマカロンの台詞パターンは中々鬼気迫るものがあるため、それほどの好物らしい。
特に「ミルパーツ」や「神速カリガ」と言った重要アイテムもここに収蔵されているので収集は必須。基本的にはクエスト報酬なので意識せずとも勝手に集まるが。
キャンディの配置設定は厳格で、基本原則として永遠に取り逃したり、同じところで何度も取れてしまう配置は不具合を除いて存在しない。そのためサービス時期によって入手できる総数は完全に固定されている。
ちなみにキャンディの末路は当然マカロンに食べられているはずだが、交換しても内部的には消費されていない。メニューの所持品一覧を見ると全て手元に残っている。
鏡界
鏡写しのように存在するもう一つの世界。表の世界をそのまま左右反転した光景が広がり、表の世界と瓜二つの人々が暮らしている。
ただし鏡界の住人のほとんどは、表の世界の対応人物よりも非常に苛烈な性格になっている。明確な理由は不明。
公式twitterによると鏡界の戒律は「欲望に忠実であれ」であるとのことなので、その影響である可能性がある。
鏡界の存在は一般に知られておらず、同様に鏡界の住人も表の世界の存在は知らない。
プセマによると「暗闇に封印された邪神が光に憧れて作り出した世界」。
表の世界の模造品であるため見た目は左右反転している以外は全く同じで、歩む歴史も表の世界からの強制力によって大筋は同じになるとされる。
出来事が同じなので人間関係も表に準じるが、主人公は大きな例外の一つとなっており、鏡界のソフィア一行は彼と共に旅をしておらず、面識すら無い事になっている。
(鏡界)
鏡界による複製を出自とするプレイアブルキャラ名に付けられる接尾語。
全く同じ名前のキャラが実装済みあるいは将来的に実装されるが、そちらとは別存在として区別される。
非鏡界キャラクターとは固有パッシブや継承スキルなどの共有がされない代わりに同時編成を可能とする。
クォンツィ(Quanty)
国の一つ。食文化に富んでおり、グルメ目当ての観光客も多い賑やかな国。料理大会や武術大会も頻繁に行われている。
住人は動物の特徴を受け継いで獣の耳や尻尾がついているが、種族は獣人でなく「人間」となっている。
クリティカル
攻撃時、低確率で与ダメージが増幅するシステム。RPGにおける定番の概念だが、本作の特色としては以下が挙げられる。
・攻撃の種類を問わず、魔法や波動など間接攻撃イメージの系統でも発動する(回復や継続ダメージは除く)
・物理攻撃の場合、物理ダメージの計算に通常使われる「相手の防御力」を無視する
防御無視はいわゆる「会心の一撃」の仕様として有名な設計であり、相手を問わず派手にダメージアップしやすいことが特徴。本作ではクリティカル一発で戦況が一変することも珍しくない。
その分発動率は控えめにされており、何の根拠もなくクリティカルに賭けるのは現実的ではない。
ただし確率を上げたり確定で出せるスキルなどは徐々に増えているため、戦術に組み込むことは可能になっている。
グループ
キャラクターのステータスの一種。下記七国(+アンノウン)に所属していることを表している。
装備品やモンスター特性、リーダースキル、グループ特効技などの適用範囲や特殊なステージの編成条件などに関わってくる。
特定の国に属さない者は「アンノウン」に割り振られる。そのため敵味方の全てが何かしらのグループに属している。
また人間キャラの場合、所属グループによって基本的なキャラデザに方向性がある(キャラ設定やバージョン違いで覆ることはある)。
・リーニャ:白・緑基調の服装
・ジャハラ:砂漠の民風の服装、褐色肌、一部エルフ耳
・ペイシェ:水着、軽装
・テーセツ:和服
・クォンツィ:中華服、何らかの動物の特徴
・ジェネラス:軍服、防寒着
・ヒューム:エプロンドレス/メイド服(本物のメイドいる)、コルセットやビスチェ
・アンノウン:方向性なし
継承スキル
装備の一種。同じキャラの別バージョンを持っている場合、その保有スキルを1つ装備して戦闘で使用できる。
複数のバージョンのキャラを所持していることと、そのキャラのEXTRA LEVELを一定以上に育てていることが装備条件。Sキャラの必殺技(カットシーンが入るスキル)は装備できない。
同キャラでもバージョンが違えば属性や役割が変化するものが多いため、対応力を大きく広げることが可能になる。
また、汎用スキルが主体の教典と差別化するためか、このシステムが登場してからはAキャラでも固有スキルを所持しているケースが多くなった。

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再行動
「連続行動」を参照。
ジェイムス二世
ヒューム国王。
17章時点で細かな素性は判明していないが、地の文で「現国王」と紹介されたことと、発言内容や若い容姿から第1~7皇子(主人公の兄たち)の誰かと思われる。
主人公の血縁者としては初めてイラスト付きで登場したキャラクター。主人公はジャハラ人以上に色黒な肌が特徴的だが、彼にその形質は見られない。
主人公のことは「平民の妾の子」と天啓以外の観点でも見下しており、ヒューム内においては彼を討伐対象の罪人に認定する。配下はこれが先王の意向に背く判断だと進言しているが、意に介さず強行している。
全体的に狭量かつ自分本位で、それに見合った手腕は持ち合わせていない残念な君主として色濃く描写されている。
ジェネラス(Generoust)
国の一つ。一年を通して氷に覆われている極寒の国。鉱物資源には恵まれているが、過度な軍拡により貧富の差も激しい。
七煌(しちこう)
千年前の二柱神戦争において、太陽神の側で戦った7人の女性。
「従輝聖」に立場は近いが、太陽神から武具や魔物を与えられた従輝聖に対し、七煌は太陽神の力そのものを与えられている。また従輝聖は不特定多数の人間であり、正確な総数や個人の情報はあまり伝わっていない。
さらに七煌の戦後の移住先は今の7カ国の成り立ちにつながっているなど、全面的に従輝聖より上位の存在として描かれている。
太陽神が力を与えたという部分に対し、その方法は主人公が女性達に行っている「接触」ではないかと作中で想像されている。真相は不明だが否定材料は無く、主人公の能力は伝承と深く共通しているため有力な説と言える。
また七煌にも魔物が力を貸していたと言われており、その魔物も七煌と共に祀られている。
七国(しちこく)
エダフォス大陸を人の基準で切り分けた7つの国のこと。現実では「七カ国」と呼ぶほうが自然だが、作中では意図的にこう呼ばれる。
二柱神戦争終戦後に七煌が1人1国ずつ建国したため、当然各国に1人ずつ対応する七煌が存在し、英雄として崇められている。
また各国には「国の象徴となる単語」「七つの美徳」「七つの大罪」が当てはめられており、これらはシナリオ上で重要なSキャラに付与されるキャラ名から確認できる。
モデル象徴美徳大罪七煌七大悪魔熾天聖
リーニャモンゴル?大樹慈悲憤怒ヒューレールシフェルソフィア
ジャハラエジプト砂漠勤勉怠惰エリモスベルフェ(ミル)ナディラ
ペイシェイタリア忍耐嫉妬タラッサレヴィロセット
テーセツ日本純潔色欲エラストスアスモ
クォンツィ中国節制暴食ファオベルゼブブ
ジェネラスロシア氷雪救恤強欲キオーンマモンライサ、サンドラ
ヒュームイギリス謙譲傲慢アイトリアカペル(先代:ベリアル)ユラニア
七国戦争
かつて大陸内で起きた、災禍とは無関係な人間同士の戦争。七カ国が興されたのは二柱神戦争の終戦後なので、判明している大戦としては2番目になる。
作中ではジャハラ視点の説明があり、今から7代前のジャハラ王こそが直接の火種であり、そのせいで現代でも国力や他国との関係性に爪痕が残っているとされている。
ただし王自身が戦争に意欲的だったわけではなく、やむを得ないものだったというフォローも入っているが、そこの真相も含めて戦争の詳細は分かっていない。
七大悪魔(しちだいあくま)
月の女神アリステラが生み出した配下の中で特に強大な7体の悪魔。判明している者はベルフェ(ミル)、ルシフェル、カペル、アスタロト。
太陽神の七煌に対応する組織だが、女性で統一されているあちらと違って風体はバラバラで、男性や見た目の時点で人外のものもいる。
アリステラ共々封印されている状態のため、表の世界に直接進出することはできないが、アニマや契約で支配下に置いた鏡界人を送りつけたり、断片的に顕現することで干渉を行っている。
何故かミルは悪魔の中でも例外で、記憶を失う前の描写でも人間に特段敵対的ではなく、かつ表の世界に進出できている。
熾天聖(してんせい)
プセマにもらったアーティファクトと皇子の力が特別な反応を起こし、彼と縁が深い女性達を変化させた姿。由来は「熾天使(してんし)」だろうが、熾天聖という単語は本作の固有名詞。
ヒューレーら七煌はこれに対し「新たな七煌が誕生した」「懐かしい」と彼女らもこの熾天聖の形態を体験した口ぶりだが、そのあたりの詳細は不明。
最低でも各国から1名ずつ7名は輩出されることが想像される。現在この形態に至っているのはソフィア(リーニャ)ライサ(ジェネラス)ナディラ(ジャハラ)
戦闘スタイルは初代七煌と異なるもので、太陽神が供与した異世界兵器を取り出して操る初代七煌に対し、熾天聖は元々の身体能力、魔力、装備が純粋に飛躍し、加えて翼による簡易的な飛行能力を交えて戦う。
自動周回
クエスト周回の補助機能の一つ。指定したクエストをオート操作で指定回数自動で攻略する。
スタミナが切れた時に使用する回復アイテムも設定可能なため、最大9999周という凄まじい回数指定が出来ることが特徴。都度戦闘するため場合によっては負けることもあるが、構わず再戦させる設定もできる。
ただしエラーはもちろん、AM5時の日付変更でも止まるため、現実的に9999周させるのはまず不可能だが、とにかく勝手に走れるだけ走らせることが可能。
アプリ版の環境がそれなりに考慮されており、このモード時のみ画質を下げる機能や、現在時刻と電池残量を表示する機能も搭載されている。
1周年アップデートでスキップチケットが廃止されたため、存在意義を失い通常クエストでは廃止、スキップ不可能なクエストのみの機能に縮小された。
ジャハラ(Jahra)
国の一つ。大陸最大の国土を誇るも、そのほとんどが砂漠。過酷な環境に苦しめられているが、かつては豊かな農業国だった。
エダフォス大陸の中央にあり、唯一全ての国家と国境を接している。ジェネラスとは外交的な緊張関係にあるが、それ以外の国とは交流がある。
なお、ジャハラ族の人は褐色の肌色をしており、生まれつき耳の先が尖っていることが多い。
従輝聖(じゅうきせい)
千年前の二柱神戦争にて、太陽神から与えられた武具を身に着け、魔物を従えて戦った勇者達の総称。
彼らは人間であったため既に死亡しているが、武具や使役されていた魔物達は人知れず現存しており、専用のイベントクエストで入手することができる。
従輝聖の魔物は汎用の魔物と共通の種族だが、通常の魔物にはない独特の模様(聖印)がついており、長く野生化した状態でも自分達から人間を襲うことはない。また、かつての主達の武具に対してシリーズ効果を発揮する。
他にも、従輝聖に居場所を知らせ、呼び寄せるために遠吠えを行う習性があるが、これが確認されたのはリーニャの伝承上では戦争当時以来千年ぶりとなっており、最近になって突如活性化したような節が見られる。
従輝聖のエトス
定期開催イベントの一種。従輝聖にまつわる装備やバディが手に入る。クエストは試練の祠と同じ形式で進行する。
イベント内のクエストは敵の初期配置が少し特殊で、魔物たちで輪を作って内側に顔を合わせるような配置と向きになっていることが多い。これは魔物たちが主人公らの接近に対し、積極的に臨戦態勢を敷いていない表現と思われる。
ただし戦闘自体に手心はなく、敵編成には通常の魔物や仲間にならないアニマも含まれている。
シリーズ効果
同一シリーズの武器・防具・バディを複数装備した時に発動する特殊効果。イベント「従輝聖のエトス【アンティグ】」にて実装された。
対象となる装備には装備画面でシリーズ別のアイコンがつく。なお、各キャラの専用装備にもアイコンが表示されるが、武器と防具を揃えてもシリーズ効果はない。
シルヴィ・ラ・グラディウス
楽器職人シルビアがリーニャで採れる霊木「ホロウッド」から作り上げるバイオリン。「シルグラ」と略される。
あらゆる楽器の中でも最上級の音色とされ、「伝説の楽器」とまで称されるが、唯一品ではなくブランドのようなものなので、数で言えばシルビアが作成しただけ存在し、作中でも新たに製作されている。
モデルは最高級と評される弦楽器「ストラディバリウス」と思われる。
ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world-
アニバーサリー記念生放送で本作とのコラボが発表された作品。2022年にきゃべつそふとから発売されたアダルトゲーム。
『意志(ジェム)』と呼ばれる不思議な宝石を研究するアカデミア。そこに眠るという『賢者の石』を探るべくエージェント(主人公)が潜入入学を試みるが、やがてクラスメイトと共に世界の危機に直面していく。
タイトルの略称は「ジュエハ」もしくは英文をカットするのが公式。ユーザー間では英文と同時に中黒も取って「ジュエリーハーツアカデミア」と書かれることも多い。
神獣シェンファー
かつて七煌と共に戦った魔物。七煌ファオと共にクォンツィで祀られており、明言はされていないがファオのバディに当たる存在だったと思われる。
風の防陣で眠りについていると言われているため、既に死亡している模様。
テキスト上では「尻尾がたくさんある動物」と表現されている。
神速カリガ
累計キャンディ100個突破でマカロンから貰える靴。
基本速力24+速力+27特性3つで累計速力+105という名に恥じない速力補正が得られる上、固有特性「いきなり移動ブースト」で3ターン移動力+1まで付いてしまう驚異の速攻装備。
アイテム説明によると性能が神がかっているだけで、太陽神が従輝聖らに供与した装備群とは無関係のようだが、アリーナ等では大抵誰かが履くことになる程度には神器。
睡眠
状態異常の一種。数ターンの間行動不能になる。重複すると「昏睡」になりより長期化する。
直接攻撃によるダメージを受けると確率で解除されるので、こちらが利用する分には起こす可能性を考慮した立ち回りが必要。
起きる性質は一概にデメリットではなく、行動順次第では「眠らせる→対象の順番が飛ばされる→攻撃役が叩き起こす」のループを起こせば、睡眠の持続限界を無視した永眠も狙える。
睡眠時は各キャラの3Dモデルもしっかり目を閉じる。
スキップチケット
かつて流通していたアイテム。スキップ機能を1周回す際、必要スタミナと同時にこれが1枚必要だった。
日常のスタミナを潰す分には十分な枚数が安定して手に入ったが、本作はクエストドロップキャラの覚醒結晶集めなどで膨大な周回が必要になり、それらをドリンクとスキップで解決しようとすると全く足りなくなるバランスだった。
そういった背景から要望が募った結果、1周年を期に廃止され以後スキップし放題になった。
ちなみに使い放題のスキップは、可処分時間の熾烈な取り合いと化している現代のソシャゲではそこまで珍しくない実装。
廃止時点ですでに供給されていたスキップチケットの使い道に関しては、交換所にて1枚につきスタミナ30換算でスタミナ回復薬と交換可能という形で処理された。
スキップのアイコンは足装備の「イダテンブーツ」らしきデザインになっているが、チケット廃止以前はこのスキップチケットのアイコンだった。
スキル教典
装備品の一種。装備するとその教典の内容に応じたスキルが1つ使用可能になる。ユーザー間では単に「教典」と呼ばれることが多い。
誰でも即座に完全な形でスキルを使えるようになる一方で、本当に習得することはできず装備している間しか使用できない。なお、個人のスキルと同様に素材を消費して強化できる。
教典の作者、書かれている内容、使い方などは不明だが、なかまページの「教典強化」のイラストではニアが教典に何かを書き込んでおり、他者が加筆する余地があり、それで効果が上がるような代物であることはうかがえる。
教典の装丁は収録しているスキルと連動しており、カバーの色がスキルの属性、装飾の豪華さがスキルのランクを示している。
スキル結晶
モンスターの強化要素の一つ。人間にとっての教典に当たるもので、名前に準じたスキルを習得して使えるようになる。
教典との大きな違いとして消耗品になっており、一度付けたスキル結晶は他のモンスターへの使い回しが効かない。相応に慎重な選択が求められる。
また、モンスターアリーナで巨大化運用する場合、習得スキルも対応する巨大化スキルに変換されるため、上等な結晶や何らかの戦略に沿った補助系スキルを付けていた場合無駄になりやすい。この点も踏まえた選択が必要。
スターダスト
「リーニャ近衛兵団第13師団」の通称。当人らが自称しているためある程度公式な識別名の模様。
判明しているメンバーはグリセルダ(隊長)イオリマリヤ(元隊員)。第13師団の人事方針としてリーニャ国外からの傭兵だけで構成される。
実力者揃いで国民からの評価も高いが、軍内部ではリーニャ人のエリート層と軋轢があり肩身が狭い。
スキン
キャラカスタマイズ要素の一つ。1周年アップデートで実装された。
SDキャラのビジュアルの一部を変更できるお遊び機能。持っている武器のグラフィックを変える「武器」と、周囲にエフェクトが付く「オーラ」の二種類がある。
スキンのキャラ制限は緩めで、武器スキンはキャラごとに設定された武器カテゴリが一致していれば装着可能で、オーラに至っては無制限。
ただし1キャラごとにスキンを別途開放しないと適用はできない。同キャラのバージョン違いでもスキンにおいては共有できない。
実装時点での解放条件は「マルチバトルイベントに該当キャラを参加させる」か「アルカナ(専用の交換アイテム)と交換する」かのいずれか。
アルカナはマルチバトルに抵抗があるユーザーへの救済的な位置づけのため、供給が総キャラ数に対して極端に少ない。本気で集めるなら編成をとっかえひっかえしてひたすらマルチで戦うことになる。
それでもマルチイベント終了後に実装されていくキャラはフォローしきれないため、全キャラアンロックという意味でのコンプは不可能。あくまでおまけとしてどこかで折り合いをつける必要がある。
付けたスキンはSDキャラを使う箇所ならもれなく適用され、マルチバトルやアリーナでも相手側に見える。また必殺技のカットシーンにもしっかり反映される。コメディ寄りの必殺技や武器スキンが合わさればおかしな絵が見れるかもしれない。

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ダークリフレクター
主人公らの行く先々に突如出現する黒い鏡。
基本的に不可視の存在で、ごく限られた者にしか見ることができないが、主人公と関わった女性の多くは何故か後天的に見えるようになる。
鏡の中では「未来の鏡界のどこか」で起こる事象が映し出される。鏡界は表の世界の歴史をなぞって進行するため、逆説的に表の世界の未来の情報が得られることになる。
またこの映像は絶対の未来ではなく、映像を見たものが干渉することで変えることができる。
映像が終わる際、周囲ではアニマが発生したり、地震が起きたりなど不吉な現象が必ず起こるため、鏡の出現は基本的に危機の予兆となる。
第一の災禍
20年前に起きた厄災。具体的に何が起きたのかは説明されていないが、地割れなど震災らしい被害が描写されており、自然災害の類と思われる。
クォンツィではこの間で最も人的被害が出た日が「破壊の凶日」と呼ばれている。
また、ノベル版では人々が天啓への依存度を深めたきっかけであるように語られている。

ネタバレ(外伝1章)

第二の災禍
10年前に起きた厄災。アニマが現れるようになった時期を表しており、現代でも収束していない。ライサの故郷はこれによって壊滅した。
また、第一の災禍から現代までが丁度10年刻みになっているためか、近く第三の災禍が起こるのではないかという噂が大衆に広まっている。

ネタバレ(外伝1章)

体技
スキル種別の一種。攻撃スキルである場合、使用者のレベルを参照したダメージ計算を行う。
レベルは一定の値で完全に打ち止めになる性質上、基本的にはそのまま使っても物理や魔法程の威力は出ない。パッシブスキルやバディなどによる補強を揃えて初めて真価を発揮する。
EXTRAレベルもダメージ算出に関連するようになったので威力については改善傾向にある。
同じレベル参照攻撃の「波動」との違いとして、波動は必中だが体技は暗闇等で生じる命中判定の影響を受ける。
使用者が敵であれば対抗手段が多いと言えるが、こちらの技としては波動に一歩劣る種別ということになり、攻撃に採用するにはスキル効果や威力強化手段などで明確な強みを見出す必要性が高い。
タイプは魔法同様、攻撃・妨害・補助の全タイプで幅広く分布する。
耐性
ステータスの一種。相手の攻撃に耐える能力。属性耐性はダメージ倍率、異常耐性は異常付着率を変動させる。
キャラクターごとで先天的に決まっており、「半減」できる属性のみ覚醒で「激減」に成長する。装備等で弱点を塞ぐことはほぼ無理なので、キャラを使い分ける大きな理由の一つになってくる。
使用するスキルの属性やキャラ設定とはあまり相関していないことが多く、また同キャラでもバージョン違いで耐性は変わるため暗記は困難。基本的には都度確認する形になる。
ただし全てがキャラと無関係というわけではなく、色気を前面に出しているキャラが魅了無効、炎のドラゴンが水氷弱点、メタルキノコはほとんどの攻撃が効きにくいなど、ちゃんと相関が付けられている耐性設定もある。
覚醒で半減が激減に上がる際は「+25」などと表記されるため、内部的には普通に軽減率を数値で管理している模様。
なお無属性にも隠しステータスとして耐性は存在し、例えば前述のメタルキノコは無属性を激減する。本来は耐性の影響を受けないことが無属性の特徴なので、キャラ造形を優先した例外的な実装と思われる。
太陽神デクシア
世界の創生に関わった二柱神の一柱。基本的には「太陽神」とだけ呼ばれる。
かつては月の女神と協力関係にあったが、対立し抗争、勝利するも力を使い果たし地上を去った。
抗争の際、人間に力や武具を与えた他、本来は月の女神の刺客である魔物を味方に引き入れていたとされ、これらの権能は何故か主人公と共通するものが多い。
人々に伝えられる「天啓」は、太陽神の発言を儀式によって受け取ったものとされる。
宝箱
ステージギミックの一つ。キャラクターを隣接させると開いてアイテムを回収することができる。
宝箱が配置されているクエストは決まっており、クエスト一覧に存在と回収状況がアイコンで表示される。難易度ハード、ベリーハードのクエストには配置されていない。
一度回収した宝箱は復活せず、その分希少品の割合が高いため回収は原則必須。またオートでは宝箱の回収を行わないのでマニュアルで回収する必要がある。
初期は難しい配置の宝箱が多く、移動力の高い回収要員を入れたり、クエストミッション達成とは分けて狙うなどする必要性が高かったが、難易度緩和の流れから一手で取れるような配置が増えている。
たわし
モンスターアリーナ専用装備の一種。名前の通り掃除に使うあのたわしである。
装備すると近接攻撃をした相手に20%の確率で3ターンの継続ダメージを付与する。発動条件がやや弱い割にダメージも一発100程度のため、掃除用具にしては頑張っているとしか褒められない。
存在自体は結構レアで、1周年シーズンに開催された、課金額に応じてくじを回せるキャンペーン「マカロンのガラガラポン!」で景品の一つとして入手可能だった。
またこの入手方法から、元ネタは大昔のゲームバラエティ番組「東京フレンドパーク」と思われる。
番組の最後にゲスト出演者が回転する的にダーツを投げ、当たった箇所に記された景品を受け取るのだが、定番のハズレ枠として「たわし」が広く配置されていたのである。
通常攻撃
全てのキャラクターが使用できる攻撃スキル。無属性の物理ダメージを対象に与える。TPを消費しない。
通常は射程1マスの近接攻撃だが、キャラによっては遠隔攻撃等になっているケースがある。
他の物理攻撃スキルには数百%の威力補正が加わることからも分かるが、その補正が一切ない通常攻撃は当然ひどく弱い。攻撃力があってもダメージは3桁程度、非力なら1ダメージも日常茶飯事。
用途自体は結構あり、まずTP切れなどによる悪あがき、次いで討ち漏らし、テネブリス・マテリアル、バリアの処理などが挙げられる。あとは魅了された味方にはこれを使われることが比較的望ましい。
とはいえ、通常攻撃を強化する効果でもない限りメインに使うのは無理。本作の戦闘はTP切れまでに決着できる戦術や戦力で挑むのが基本。
通信機
テキスト形式で簡単なメッセージを送受信できる小型通信端末。
使用回数や送れる文字数に制限があり、大量の魔力を必要とするため使用者も限られる。そもそも数が少ないなど制約は多い。
作中では1行弱のカタカナだけで構成されたメッセージが送られている。このあたりの感覚は現実の製品で言うと80~90年代ごろに普及していた「ポケベル」がやや近い。

ネタバレ(ジャハラ編)

エダフォス大陸の遥か上空にある天体。基本的な様相は現実の月と同じで、夜の方がよく見え、月面からの視点では「月世界」とも形容される点も変わらない。
この世界では月の女神アリステラが生み出したものであり、「太陽神のエダフォス大陸に対抗する意味で作られた」と言われている。
そのため大気が存在し気温などにも違いがなく、大陸の生物がそのまま生存可能な環境となっている。先住民として同じくアリステラが生み出した魔物が生息している。
基本的には現実同様に草の一本も生えていない荒野だが、大陸側からすると希少な資源もある。
アリステラとの具体的な関連は歴史を詳しく調べなければ知る機会が無い程度の知識らしく、作中人物は月に対して特に悪い印象は抱いていない。テーセツには月見の風習もある。
ちなみにEXボスバトルでは月面の戦闘マップが使われているため、ゲームシステム的には最初期から行ける場所だったりする。
月影のエンフォーサー

ネタバレ(第1部外伝1章~第2部1章)

月の涙

ネタバレ(第1部19章)

月の女神アリステラ
世界の創生に関わった二柱神の一柱。悪魔と魔物の生みの親。
かつては太陽神と協力関係にあったが、対立して抗争の果てに封印された。その後封印の中で鏡界を作り出したことが分かっているが、詳しい動向は不明。
デクシアと同様に世界創生の功績を持つが、人類とは敵対関係に終わったため「世界を滅ぼそうとした邪神」として後世に伝えられており、もっぱら「邪神アリステラ」または単に「邪神」と呼ばれる。

ネタバレ(リーニャ編)

ツキミガハラ
テーセツ内のいち地域。月と魔力的な繋がりがある。
ノアはこの性質を利用した大陸と月の転移装置を開発している。
テーセツ(Teisetsu)
国の一つ。大陸南部に位置する小さな島、テーセツ島を中心とした人工都市がその国土の全て。モデルは江戸時代の日本だと思われ、名称や衣装もファンタジックな和風になっている。
巨大な古代遺跡がベースとなっており、島の内部には、不思議な空間が広がる謎の多い国。その様相を主人公は『ひとつの建物に収まっている』国家と表現している。
統治者である「ショーグン」は直属のエイガ忍衆を各国に派遣しているようだ。
テネブリス・マテリアル
ステージギミックの一つ。悪魔の力を増幅させるという水晶。破壊することでこちらにとって有益な効果が発生する。公式生放送などでは単に「クリスタル」とも表記されている。
HPは1だが、物理タイプもしくは無属性の攻撃しか受け付けない。通常攻撃が条件を満たすので誰でも破壊は可能。
見た目の振る舞いから内情を探ると、通常はひたすら待機だけを行う敵キャラクターで、死亡時にカウンタースキルで破壊時の特典を付与するという実装が見えてくる。
このため宝箱などとは異なり、味方CPUも射程圏内に見つけたら積極的に破壊していく。
ちなみにキャラ詳細を開いてスキルを確認すれば、破壊時に何が起きるかは確認可能。
天啓
年に一回七カ国の王が集い、「天啓の儀式」と呼ばれる太陽神の啓示を聞くため儀式が行われる。
「天啓」にはある種の魔力が宿っており、多くの人々は「従わなければならない言葉」として伝え聞くだけで何も考えず従ってしまう。
各国の王ですら表だっては「天啓」には逆らうことができない。
なお、ハロウィンイベントによると、天啓を騙って悪行をはたらく者も存在するようだ。
主人公はこの天啓により「災厄の導き手」と名指しで非難されたため、本ゲームは「天啓パラドクスの

ネタバレ(第1部)

天啓のエンフォーサー
ヴァネッサが個人で率いている慈善活動チーム。メンバーはシャーロットメリッサを加えた3名。名称は「天啓の執行者」というニュアンスと思われる。マカロンには芸人集団だと思われている。
シャーロットとメリッサの形式上の立場はヴァネッサを雇用主とした雇用関係であり、給与や休暇が存在する。
天啓が敵と定めた主人公の征伐を最大目標として付け狙うが、彼の実態から正当性に疑問を抱き、実際に凶兆が見えるまで停戦を結ぶ。他、天啓との関連性の有無や、事の大小に関係なくあらゆる事件や揉め事に介入している。
移動手段としてシャーロットが開発した自動車を持つため機動力が高い。メインストーリー上での3人は正式に仲間に加わっていないが、ミルハウスで長距離航行する主人公一行と頻繁に居合わせている。
ただし作中の自動車技術は発展途上のためエンジントラブルが多発している。
3人で揃って行う決めポーズがあり、本編のスチルで実際に見られる他、各メンバーをクエストのリザルト画面に出させると3Dモデルで再現してくれる。モーションを見ると、過程の動作まで振り付けとして厳格に決まっていることがうかがえる。

ネタバレ(イベント:始まりのエンフォーサー)

天啓の伝導者
ピオネロで主人公一行の前に現れた謎の女性。強大な魔法を行使する。

ネタバレ(リーニャ編)

どきどきパラドクス
2023年4月のエイプリルフールイベント。ログインボーナスはあるが、イベントそのものに戦闘や報酬は一切なくシナリオのみの特殊構成。
主人公とソフィア、ライサ、ナディラが「枝干学院」で学園生活を送る恋愛ADV形式のシナリオ。適切な選択肢を選び続けて卒業式に3人の誰かに告白して結ばれることが目的。
攻略対象は最初に明示的に決定でき、選択肢は間違うと即ゲームオーバーで直前の選択肢に戻る仕様のため難易度は低い。
全面的に「ときめきメモリアル」のパロディになっており、ヒロイン3名のセーラー服姿の立ち絵とスチル、日本の学校風の背景などがわざわざ新規に用意されている。
深く考えるところではないだろうが、夢オチ演出などが用意されていないためこの世界観の正体は不明。ちなみに本編はこのシナリオ上では逆に夢だった扱いになっている。
トレーニングROOM
ミルハウスに備わっている設備の一つ。キャラクターを自動で鍛えることができる放置システム。モンスター版のモンスターROOMもある。稼働にはコストとしてエナジードリンク(モンスターはモンスターミール)が必要。
初期は本当に経験値が得られるだけだったため、新キャラの入手ペースが落ち着いてくると不要になってくる問題があった。そして肝心の初期はコストが不足気味になるせいでフル稼働しきれない…など色々と残念な設備だった。
しかし2022/09/15の大型アップデートで覚醒片が生成可能になり、永続的な利用価値を確立。今では最大強化推奨設備の一角にあると考えて問題ない価値を持っている。
ルームの看板イラストでバーベルを持ち上げているのはナージャ。少し謎な人選だが、サモンブースト持ちの彼女はモンスターと相性が良いので、元はモンスターROOMのロックガイと並べて作成されたイラストなのかもしれない。

な行 Edit Edit

虹の宝珠
ランクアップ素材の一種。
ランクアップ素材の中では最上位に位置し、Sレア人間キャラクターをレベル100まで上限解放する際に1つ要求される。つまりSキャラの人数分これが必要。
入手手段はイベント報酬など個数や時期に制限がある箇所がメインで、プレイヤーのペースで今すぐ欲しい分だけかき集めることは基本的にできない。
供給自体は常にあるので、プレイが続けば数が安定して無計画に消費可能になるが、ゲーム序盤は当然所持数が少なく、一方で新規Sキャラの入手頻度は高い時期なので枯渇しがち。
二柱神戦争
千年前に起こった、判明している範囲で最古の戦争。
力を合わせ世界を創生した太陽神デクシアと月の女神アリステラだったが、年月の経過とともに対立が進み、ついに全面衝突にまで発展したことがきっかけ。
この時デクシアは人間達から七煌と従輝聖を輩出し、アリステラは七体の悪魔と数多の魔物を生み出してそれぞれの配下としている。
最終的にデクシアが勝利し、敗れたアリステラと悪魔はどこかに封印された。しかし力を使い果たしたデクシアも眠りにつき、両者共に地上を去った。
戦後は神に代わって人間達が中心の時代が始まり、七煌は大陸の各地に散って現代まで続く七カ国を建国した。また、残された魔物は大陸に定着し、人間に対する日常的な脅威となった。
猫食い魚
Sランクモンスターの一種。正体はYouTubeチャンネル「小野坂昌也☆ニューヤングTV」にて本作の案件動画で声優の小野坂昌也氏にデザイン依頼して生まれたモンスターで、ロボニューヤングと同郷。
「猫の魔物を捕食(誤食)した魚の魔物が一体化した魔物」とされるが、上記の出自ゆえ、元となる2種のモンスターが個別で登場する可能性は低い。
戦闘能力は耐久において頭抜けており、覚醒アビリティを重ねていくと「3ターン防御大アップ+魔法体技波動耐性」「瀕死で一度だけ全回復」という付け入る隙の見つからない要塞と化す。毒も無効。
完全体のこいつを速やかに倒すとしたら、なんとかしてバフを剥がすか、耐久力を越えた火力で崩すしかない。
保有特性も物理・体技+9%と強い上に相性の良いモンスターが多数のものを持っているため、入手後は多くのモンスターから継承で引っ張りだこになるだろう。
なお、待機モーションはその場でビチビチとはね続ける動きになっており、とても待機しているとは思えないほど動きが大きい。3倍速状態で初めて遭遇したら何事かと驚くかもしれない。

は行 Edit Edit

波動
スキル種別の一種。攻撃スキルである場合、使用者のレベルを参照したダメージ計算を行う。
レベルは一定の値で完全に打ち止めになる性質上、基本的にはそのまま使っても物理や魔法程の威力は出ない。パッシブスキルやバディなどによる補強を揃えて初めて真価を発揮する。
EXTRAレベルもダメージ算出に関連するようになったので威力については改善傾向にある。
傾向として長射程かつ効果範囲が放射状に広がるものなど、敵を捕捉しやすいスキルが多い。
タイプは物理同様、攻撃・妨害スキルがほとんど。
バトルアリーナ
CPU操作の他プレイヤーパーティ(期間初日は運営のサンプル編成)と戦闘し、戦闘毎に計算されるスコアで期間内の順位を競うPVPコンテンツ。
期間ごとに細かい追加ルールが付き、参加者のパラメータや特定の属性のダメージなどに補正がかかる。編成コストに制限がかかることが多いのも特徴。
また「モンスター召喚禁止」が常に追加ルールに入る。意図は明かされていないが、単純に敵側に召喚を実装する難しさや、相手の行動予測が一気に困難になって遊びづらくなるのが主な理由かもしれない。
スコアは固定の基準で評価され、結論を言えば「一番上の対戦相手に味方を撃破されず5ターン以内に勝利」で満点。達成難易度は他の高難易度コンテンツより低め。
そのためランキング掲載範囲が全て1位で埋まることも珍しくなく、ソシャゲのPVPとしては中々異例のバランスになっている。
ちなみに会場はクォンツィの闘技場の背景やマップが使われており、メインストーリーのクォンツィ編でも「毎日のようにどこかしらで武術大会が開かれている」という、本モードとの関連を感じさせる言及がある。
バトル中シナリオ
戦闘演出の一つ。戦闘開始時もしくは準備時、画面左上にキャラのセリフを表示するシステム。戦闘会話と表現したほうがしっくり来るかもしれない。
メインクエストなどストーリーが付随するクエストにおいて、該当するクエストのセリフを抜粋しておさらいするのが主な用途。性質上、編成キャラは会話内容に影響しない。
レアモンスターの出現や、特殊ギミックの存在に言及するなど攻略関連の情報が提示されるケースもある。
実装順としてはレアモンスター実装に伴う出現時の通知が最初で、後ほどこれが発展してバトル中シナリオになった。
スペシャルクエスト「パワーアップロード」では、これで各ステージのコンセプトを説明しつつ簡単にストーリーを展開している。オートで攻略する場合も冒頭は見ておきたい。
ちなみにオプションから既読のシナリオも再度出すように設定することも可能。
ハピネススライム
特定のクエストに低確率で登場するレアモンスター。登場するクエストにはクエスト一覧で「レアモン」の表記が付く。
登場率は良くて1%あるか程度だが、登場すればドロップ報酬としてマスターメダルが手に入る。覚醒を伸ばす貴重な手段なので、狩りに行く価値は十分ある。
ちなみに敵戦力としてのハピネススライムはオールブレイブ、オールヒール、大回転斬りを備えた万能型。ステータスもそのクエストの水準相当にはあるため、ギリギリの戦力で自動周回していると意外と危険。
スキップや遠征周回でも登場判定があり、登場した分だけドロップにメダルが加わるが、モンスター図鑑に登録するためには一度は直接戦う必要がある。
ハンペン
主人公の相棒であるしゃべるモンスター。本作のマスコットキャラクターの一人。
ぬいぐるみのようなわりと愛らしい外見で浮遊する能力を持っているが、戦闘能力は全くない。命名は主人公によるもので、テーセツの食べ物が由来とのこと。
なぜかミルには対抗意識をむき出しにしており、ミルの方もハンペンのことが気に食わない様子。
被ダメージ無効バリア
バフの一種。受けるダメージを0にして無効化する。効果中はキャラがドーム状のバリアで覆われるため、バフの中でも有効状態が突出してわかりやすい。
ターン制限と同時に耐久制限があり、規定回数の被ダメージを受けるとバリアが割れて効果が切れる。もちろん受けた攻撃の強弱は問われず、どんな些細な攻撃でも受けたら1回分損耗してしまう。
弱点は多段ヒット系の攻撃で、ヒット数分の損耗が生じる上、途中でバリアが割れると残りの命中分はそのまま通常のダメージを受ける。状況次第では構わず一手で撃破されてしまうことも。
「不死」「回避」などと比べると総合的な堅牢性では劣るが、敵の決定打になる攻撃を適切に受け止められれば強力。
また程々の強さであるためか、パッシブで自動付与されるキャラが高めの頻度で実装されたり、簡単に付与できるスキルがあるなどカジュアルな扱いを受けている。
下位種として「物理ダメージ無効バリア」「魔法ダメージ無効バリア」など特定カテゴリー限定版のバリアも存在する。各バリアは共存が可能。
ピオネロ
リーニャ東部のピオネロ大草原で暮らす遊牧民族の町。一定の場所に留まらず草原の各地を転々と移動している。畜産業が盛ん。
住民は国籍上ではリーニャ人であり、該当キャラの所属グループもリーニャになっているが、独立意識が強くリーニャと一括りにされることを嫌う。
そうした事情から森の方面にあるリーニャ・タウンとは関係がやや険悪。
スタンス自体は公に認められており、ピオネロの族長はリーニャ国内外問わず一国の王に匹敵する影響力を持っている。各国の外交官もリーニャとは別扱いで外交を進めている。
立場が認められている背景の一つとして、軽視できない規模の軍事力を独自に有していることがある。特に騎馬隊の運用を得意としている。
ヒューム(Hume)
国の一つ。貿易と工業により発展したエダフォス大陸最強国家。首都は建国の英雄の名を冠した町“アイトリア”。
機械化がかなり進んでいるらしい。技術レベルは蒸気機関が一般化しているくらいのようだ。
ヒューム王立カレッジ
ヒュームに存在する大学。
ノアシャーロットが卒業生であることが分かっており、彼女らを鑑みる限りはヒュームの性質通り工学系に強く、水準も王立に恥じないレベルのものと思われる。
ファオ
七煌の一人。クォンツイに対応する人物で、首都フォウジンの名も彼女にちなんでいる。
ファオの墓所は過去の災禍で倒壊してしまい、今は場所をフォウジン内に移されているが、敢えて跡地となった丘へ足を運ぶ者も後を絶たない。
不死
ハーフアニバーサリーから実装されたバフ。効果中はいかなるダメージを受けても残りHPが規定の下限で留まる。
名称通り本当に撃破されないので防御系バフとしてはトップクラスに入る堅牢性。更に「逆境」の威力アップなどを引き出すための低HP状態を簡単に再現出来るため、耐久以外の目的でも需要があり極めて優秀。
ただしHPの下限設定は1が基本なので、効果切れのタイミングで被弾を許すと大抵は即死してしまう。フォローをしっかり用意するか、やられる前に決着できるように動く必要がある。
効果中はHPの文字を手で押さえるようなアイコンが出るのでそれで有効無効が簡単に分かるほか、手間はかかるがキャラ詳細のバフ一覧を開けば残りターンまで分かるので感覚が掴めていない間は有効。
プセマ
主人公たちを遠巻きに見守り、時には直接助言をしていく謎の青年。金髪碧眼で女性的な顔立ちだがあくまで男性。
物語の核心に関わる立場の人物で、特に鏡界にまつわる情報の多くは彼から語られている。
主人公らの味方であることを自称し、提供する情報も事実か非常に筋が通ったものだが、正体や目的は不明。
物理
スキル種別の一種。使用者の攻撃力と対象の防御力を参照したダメージ計算を行う。
ダメージ計算に攻撃力を使うのは物理スキルと通常攻撃だけという点は、本作のプレイにおいて早いうちに把握しておくべきポイントの一つ。
基本的には攻撃スキルか妨害スキルで、妨害スキルでも相手にダメージを与える効果を持つことが多い。
浮遊
強化効果の一つ。ダメージ床を始めとした、有害な特殊効果マスのマイナス効果を無効化する。
この状態のキャラは光る円盤状のオブジェクトに乗って実際に低空飛行し、歩行アニメーションもホバー移動に変わり歩行音が無くなる。
主人公(プレイヤー)
一見どこにでもいる平凡なヒュームの商人だが、実は「天啓」によって「災禍の導き手」であると名指しされている身。
世界を滅ぼす存在であるとして、故郷のヒューム国から抹殺命令が出たが脱出して難を逃れる。
仲間に力を分け与えることが出来たり、魔物と意志を通じ合わせることが出来たりと不思議な能力を持っている。
それなり以上に身体を鍛えてはいるが荒事向きではないようで、戦闘では指揮を担当している。
なお、コラボイベントではルシフェルにベイル*2の適性があると言われているが、受け取るのを断っている。
作中では基本的に「皇子」または「商人」と呼ばれる。どちらも事実であり正しいが、素性を知るもののほとんどからは皇子として扱われる。
本編上に立ち絵やスチルで登場することはないが、Hシーンや4コマ漫画にて一貫したキャラデザが確認でき、細身で色黒、パーマのかかった黒髪であることが分かる。
なお、名づけや商品のセンスにちょっと問題があるようで、ソフィアたちからは微妙な目を向けられることが多い。商人としての師匠はエリーザ。
ペイシェ(Peixe)
国の一つ。道路はなく、全ては運河で行き来が可能。国土は小さいながらも恵まれた港をもち、貿易と漁業で栄えてきた。
水辺で暮らしているからか、ペイシェの出身者は普段着が水着のように露出度が高い。

ま行 Edit Edit

マカロン
記憶喪失の少女。ピンク髪の幼児体型。左利き。本作のマスコットキャラクターの一人で、いわゆるナビキャラ。
ガチャ演出や生放送など、非常に重要度が高い箇所で出番を与えられている。
キャラクターとして参戦することはなく、彼女がメイン画像に据えられている期間限定ガチャでは「マカロンはガチャから排出されません」と注釈が入るのがお約束。
世界の危機に関わる何かを知っていたらしいが、一部の一般常識ごと忘れてしまっている。そのせいで言動も幼く、外見年齢も相まって周囲は児童の感覚で接している。
本名も覚えておらず、この名は主人公が初めて彼女に与えた不良在庫の菓子から取って付けたもの。
本編冒頭の展開から鏡界の出身者と推定されるが、元となる表世界の人物は不明。マカロン本人は生まれてからずっとどこかに幽閉されていた模様。
暴食食欲が非常に旺盛で、ガチャの確定演出「いっしょにご飯を食べるんだ!」からも伺える。
その食欲は店で無制限に注文を許せばメニューを総ざらえしようとするなど半ば狂気の域に達している。胃袋の容量も常人離れしており、食べ放題で放置すると主人公の顔色が青くなるレベル。
キャンディが特に好物で、空腹時に真っ先に所望するようなセリフもある。どう考えても腹の足しにはならないが、食事時までの間に合わせでソフィア達が与えているのが習慣化しているような発言なのかもしれない。
マスターランク
育成要素の一つ。各グループの人間キャラのレベルを上げ、レベル総量が一定値になるごとにそのグループのキャラ全員のパラメータに補正がかかる。
性質上、手放しで勝手に成長していくが、補正量は各パラメータ0~7%、成長も6種のパラメータが1ランクごとに1種1%ずつ均等に伸びていく形のため非常に遅く、恩恵を実感することもまた難しい。
ランクアップ時はホーム画面に明示的な通知が入り、ランクアップ報酬として少量だがダイヤが手に入るので、一定の存在感自体はある。
魔法
スキル種別の一種。攻撃スキルである場合、使用者の精神力を参照したダメージ計算を行う。
傾向として射程や範囲に優れるが、隣接した相手には使えなかったり、効果範囲の中心に標的を収めないといけなかったり、独特の発動制約を持ったスキルが多い。
また攻撃・妨害・補助の全タイプで幅広くスキルが分布する。
魔物
本能的に人間たちを襲う存在。魔物には寿命と生殖能力が無く、人間たちを倒してその力を回収することで自己増殖をする。
一部だが人の言葉を喋る知性を持っている個体も存在している。図鑑によるとペット化されている種もいるようだが…。
魅了
状態異常の一つ。2ターンの間操作不能になり、相手陣営として行動するようになる。攻撃を受けると確率で治る。
通常攻撃だけでなくスキルを使う可能性もあるため、危険度がかなり高い状態異常で使用者は少ない。
使う分には純粋に足止め+αの効果が期待でき強力。ただし複数固まっている相手を魅了で一挙に足止めするのは同士討ちで勝手に治る関係上難しい。
使われる場合は使用者を事前に倒すか、全員魅了無効にするのが理想だが、多少穴があっても超弱点でなければかかるかは運、かかったところで何をするかもまた運なので、アリーナ以外なら試行回数で補うのも手。
ちなみに初の使用者は「バニーコレクション」ガチャと付随イベントの実装キャラ達で、キャラ宣伝の一環として魅了そのものの登場がお知らせバナーで大々的に告知されるという異例の扱いを受けた。
ミルハウス
「移動城」を参照。
メアリ
ヒュームの第四王妃。庶民の出身であり、王妃になる以前の経歴などはあまり知られていない。

ネタバレ(イベント:ヒューム潜入記)

メイウェイツィールゥ
クォンツィ首都フォウジンに存在する美食街。美食の国クォンツィの中でも最大のグルメスポットとされており、多くの上質な飲食店が立ち並ぶ。
飲食店にとっては言うまでもなく一等地で、それでいてテナント料も格安とされる。他国からの出店希望者も多い。
ただし定期的に行われる住民投票で一定以上の支持を維持できなければ、経営状況にかかわらず強制退去、後に控えている出店候補と入れ替えられてしまうという独自の規則がある。

や行 Edit Edit

闇の使徒
悪魔と契約を交わした人間。

ネタバレ(外伝1章)

ネタバレ(千年の時を超えて)

雪だるま
特殊な状態異常。姿が雪だるまに変わってしまい、2ターンの間移動力と防御力が0、かつ物理・魔法・体技・波動封印の効果が付く。
ダメージによる早期解除もないため極めて厄介だが、プレイアブル側の使用者が多い。状態異常。性質上、付与スキルは基本的に氷属性。
あくまで1つの固有の状態異常のため、各種封印耐性では予防や症状の緩和はできない。主にボスクラスのキャラが別枠で持っている「変身耐性」でのみ付与率を軽減できる。
ユニオンスキル
ハーフアニバーサリー以降の新キャラから実装されたスキル。スキルが指定している種別のキャラが規定の範囲内に揃っている場合、追加の効果が発動する。
編成だけでなく、足並みまで揃えないといけないため発動はやや困難だが、その分効果は強力なものが多い。
発動時にはカットシーンが入り、正面にスキル発動者、その後ろにユニオン条件に該当した仲間が横並びになってそれぞれ勝利モーションを倍速で取る。
ぬいぐるみに腹パンして地面に叩きつけるチーナなど、おかしな勝利モーションのキャラを集めると面白い絵面が見れるかもしれない。

ら行 Edit Edit

リーニャ(Lainya)
国の一つ。豊かな自然に恵まれ、狩猟と牧畜で栄える農業国。首都の傍らには、巨木“ヒューレーの樹”がそびえる。
楽器作りで有名な森林地帯のヒューレー地方と、遊牧民が主体の草原地帯のピオネロに分かれている。
リベリオ
無属性の汎用物理スキルの一種。「リーニャリベリオ」「テーセツリベリオ」など頭にグループ名が付き、そのグループのキャラクターに使うと威力が倍増する。平たく言えば種族特効技。
魔物もどこかのグループに属するため味方にも使用者がいるが、この技を使うよりは属性付きの大技で弱点属性を突いた方がわかりやすく強力。そのため味方の技としては影が薄く、敵が搦め手で使ってくるイメージが付きやすい。
名称については、グループが国に対応しているという設定から発展し、「リベリオン(反乱)」から取ったものと思われる。
ルークスコア
鉱石の一種。魔力を蓄積する性質があり、それを取り出す技術も確立されている。電池と記録メディアをかけ合わせたような立場にある物資。
ここから加工して純度を高めたものは「エーテルコア」と呼ばれ、ヒュームでは機械の動力として使われる。
またそもそものレベルが高い状態で結晶化しているものは「ルークスオメガ」と呼ばれ、膨大な魔力容量を有し、周囲の事象をも記録として蓄積するという説まで挙がっている。ただし都市伝説と誤解されがちなほどに希少。
グレースはルークスオメガを利用して、ビデオカメラのようなものを作り出すことを構想していた。

ネタバレ(イベント:闇の廃坑に潜みし影)

ネタバレ(イベント:憧れの月へ!うさうさ月面探査録)

連続行動
特定のスキルやアビリティで得られる効果。そのキャラの順番がそのままもう一度回ってくる。
ゲーム上では効果説明に「もう一度行動できる」と書かれるのみで具体的な用語は出て来ないが、公式Twitter等の運営発表ではこの表現が確認できる。ユーザー間では「再行動」とも呼ばれる。
言うまでもなく強力な効果であり、ターン短縮を要する戦闘や、早期に倒したい相手がいる場合に特に有効。両方の事情が合わさるアリーナにおいては絶大な影響力を誇る。
ただし万能ではなく、毒やダメージ床などの継続ダメージは動いただけ受けるし、バフの寿命も動いただけ縮むため、発動すると主に耐久面で支障を来す局面もある。
システム面の事情をもう少し掘り下げると、CPUは連続行動効果を認識していない、もしくは高く評価していないようで、キャラや作戦によってはオート時にあまり発動しない。
また連続行動は当然ながら1回の行動として計上されるため、戦略遠征周回の手数短縮には活用できない。
ロボニューヤング
声優の小野坂昌也氏・小西克幸氏のYouTubeチャンネル「小野坂昌也☆ニューヤングTV」とのコラボモンスター。別称は「NYGロボ」で、原案段階の名称は「ロボNYG(エヌワイジー)」。
本作との案件特番内の企画として、小西氏に「ロボ系モンスター」のデザインを突発で依頼した結果によるもの。以下もこの時に同氏が考案した。
・浮遊しているなどの基本的特徴や、保有能力「メカラレーザー」「クチカラファイヤー」「イカリノチクセキ(EXボス時)」の原案
・随伴モンスター「ザ・シカク」のデザイン
・ロボニューヤングの説明にある「ブロック(ザ・シカク)の集合体」という設定
「イカリノチクセキ」の効果は強化効果「逆境」の付与だが、時期を考えると逆境実装の発端はソフィア(鏡界)よりこちらの可能性もあり得る。
キャラデザの発注手段としては無茶振りになるため、世界観との接点は無く(明らかに矛盾してしまうかなどの確認は入っているが)、単体としてのネタ路線のデザインとなっている。
当人らは扱いに困ることを案じたのか「どこかの街の背景にちらっと出るだけの可能性もあるよね」と締めくくっているが、結果としてはEXボス及びSランク仲間モンスターとして実装される運びになった。
一般的にはコラボに相当する企画と思われるが、公式には「エルシャダイ」が初コラボ作品として扱われており、ニューヤング考案モンスターはカウントされていない。その関係かゲーム本編や公式Twitterでは実装時に出自の説明が行われていない。
公式Twitterで紹介された告知画像では「コイツ一体何なの!?」とソフィアが反応しているが、ニューヤングTVの該当回や、ハーフアニバーサリー記念生放送の実装告知を見なかったユーザーは本気で同じ感想になったと思われる。
流石に色々聞かれたりしたのか、一応後日のツイートで元になったニューヤングTVの該当回が紹介された。

わ行 Edit Edit

ワープ
スキル効果の一つ。対象を指定したマスに飛ばす。通常の移動や吹き飛ばし効果と違い、遮蔽物(敵や壁)を無視できるのが最大の特徴。
元々移動力の影響が大きいゲームなので、ワープも状況や活用次第では非常に強力に作用する。
サポート系のスキルにはなるが、「ゴールのマスに進入する」ことを勝利条件としたクエストでは、この効果で味方をゴールに投げ込むことでクエストのフィニッシャーにもなり得る。
その場合、リザルト画面にはワープスキルの発動者が登場する。

英字 Edit Edit

Buddy(バディ)
仲間モンスターを「装備品」として扱う際に使われる表現。カナ表記に関しては「バディ」と「バディー」で表記ゆれしている。
戦闘中に召喚できるのはバディにしているモンスターだけだが、召喚自体は「モンスター召喚」表記になっているなど、装備品以外の役割を担う箇所ではそのままモンスター呼びが使われる傾向がある。
「ミルハウス」などと同様にゲームシステム上の用語に留まっており、シナリオ上で使われることはない。

数字・記号 Edit Edit

7Battles(セブンバトルズ)
定期開催イベントの一種。7日間に渡ってクエストが順次開放され、それぞれのクエストで得られるスコアを稼ぐと累計スコアに応じて景品が手に入る。
スコア計算はクリアした難易度、クリアターン、味方の生存数から算出され、ベリーハードを全員生存で規定ターン内にクリアで満点となる。
ベリーハードは試練の祠のような高めの難易度設計だが、そこにターン数と生存のノルマが加わるため、満点にこだわる場合は数あるクエストの中でもかなり上位の難易度になる。
ただし、それなりのスコアでも目ぼしい景品は取れるようになっており、一応スコアランキングがあるがそちらは報酬と関係しないなど、高難易度を踏まえた報酬設定はされている。

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*1 名前がある女性キャラは敵も含めて3名
*2 エルシャダイの武器の一つ。本作未登場

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Last-modified: 2024-04-17 (水) 17:58:40